TOP活動にふれる 課題研究活動

STEMひろば

最新情報

[2019-09-24]NEW 日本学術会議主催 学術フォーラム「いま問われる物理教育改革―より効果的な理工学教育を目指して」が開催されます。詳しくはこちらをご覧ください。
[2019-09-02]NEW
課題研究「現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM)の開発と教育実践のために」の成果が WERA2019 で報告されました。本ページ に発表スライドが掲載されています。
[2019-03-29]
課題研究「現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM)の開発と教育実践のために」のステアリンググループ・メンバーによる海外調査論文が大学の物理教育(第25巻第1号)に掲載されました。
[2019-03-29]
課題研究「現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM)の開発と教育実践のために」最終報告書(速報版)を掲載しました。
[2019-02-19]
国際シンポジウム「ノーベル賞受賞者が主導した科学・技術教育の科学的変革ーカール・ワイマン博士とインペリアル・カレッジ・ロンドンの取組ー」(東北大学)が開催されます。詳しくはこちら をご覧ください。

[2018-12-12]


高等専門学校(高専)は、わが国のSTEM高等教育機関の核の1つとして、ますます存在感を増しつつあります。そのモデルコアカリキュラムを中心として、「教員が何を教えたか」から、「学生が何を身に付けたか」への教育改革を行っています。その教育改革の道筋とその質保証について、「高専教育シンポジウム」にて公開します。ご関心のある方はご参加ください。詳細はこちら をご覧ください。

○日 時:平成31年1月28日(月) 09:30~16:30
○場 所:学術総合センター 一橋講堂 中会議室
     〒101-8439 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
○プログラム
・シンポジウム 9:30~12:00 一橋講堂
  開会挨拶 文部科学省
  「高専教育の未来」
  「高専を取り巻く社会の変化」
  「保証された学生の『チカラ』」
  「世界で活躍できる『チカラ』」
  「地域のニーズを、地域の『チカラ』へ」
・ 分科会 13:00~16:30 中会議場
  各プロジェクト・高専からの教育実践事例
  (企業との連携、学習の可視化、地方創生etc.)


[2018-12-12]
[2018-12-21]

「2019 Transforming Undergraduate STEM Education in Japan」(北海道大学)が開催されます。詳しくはこちら をご覧ください。(講演タイトルを追加しました。)
[2018-12-12]
2019年度課題研究集会 課題研究シンポジウムI「現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM)の開発と教育実践のために」の講演スライドを掲載しました。詳しくはこちらをご覧ください。

[2018-12-01]

STEM教育コンテンツ・データベースを更新しました。
[2018-11-13]
課題研究関連書籍New Directions of STEM Research and Learning in the World Ranking Movement:A Comparative Perspective(山田礼子,小笠原正明 他著)が出版されました。詳細はこちらをご覧ください。
[2018-11-13]
課題研究の活動の成果の一つとして,STEM教育用のテキストインテグレート科学:現代を生きるための科学力養成講座が出版されました。詳細はこちらをご覧ください。

[2018-08-21]

世界的に知識経済のインパクトが高まるなかでイノベーションへの期待と要請が大学に置かれ、特に科学と技術の最先端、そして工学、数学が融合しているという考え方が背景にあるSTEM分野にその役割が求められるようになっています。一方で、イノベーションを進めていくためには、STEM領域のみならず、文系や芸術系との融合という視点が不可欠とも指摘されています。大阪大学COデザインセンターでは、今回、アメリカの文芸理融合教育の現状に関する照会をいただき、その後日本の大学・大学院教育のあり方、および、高度人材やイノベーション人材の育成を検討するシンポジウムを開催することにいたしました。ご関心のある方はふるってご参加ください。詳細はこちらのポスターをご覧ください。

[2018-07-09]

「大学教育学会第40回大会自由研究部会20「理工系教育」」(筑波大学)で全学共通の科学リテラシー科目「実感する科学」について、神奈川工大から教育改善の参考になる事例が発表されました。発表者の山本一雄会員は、本学会の課題研究「現代のリベラルアーツとしての理工系科目(STEM)の開発と教育実践のために」のメンバーの一人です。発表資料はこちらをご覧ください。

[2018-06-27]

「大学教育学会第40回大会 ラウンドテーブル4」(筑波大学)の講演ファイルを掲載しました。詳細はこちらをご覧ください。
[2018-01-25]
「第23回 FDフォーラム第4分科会」(京都産業大学/公益財団法人 大学コンソーシアム京都)で課題研究関連の報告が行われます。詳細はこちらをご覧ください。
[2018-01-19]
「2018 Transforming Undergraduate STEM Education in Japan」(北海道大学)のスケジュールを掲載しました。詳細はこちらをご覧ください。


このページについて

STEMとは,科学(Science),技術(Technology),工学(Engineering),数学(Mathematics)の総称であり,いわゆる「理系」「理数系」「理工系」の諸分野を意味します。このSTEMに関して,個々の分野における特性や「文系」を含む複数分野の横断的・融合的観点にもとづく教育改革の研究・実践に,国際的な注目が集まっています。この「STEMひろば」のページでは,STEMに関連する大学教育学会の取組みについて情報を掲載します。



STEMワーキンググループの取組み

STEMワーキンググループ(WG)は,STEM科目の各分野を横断し,そのカリキュラムや教授法の開発・研究・実践を推進します。(各種委員会・WG等の情報はこちら




課題研究「現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM)の開発と教育実践のために」

STEM WGによるプロジェクトは,2017年度より課題研究に採択されました。主な課題・成果目標は次のとおりです。


  • ●STEM教育の動向調査,特に諸外国と日本の社会・政策背景の違いを踏まえた比較
  • ●STEM教育コンテンツの開発,特にインテグレート・サイエンス,デザイン思考教育,文理融合的教育の検討
  • ●STEM教育コンテンツの共有のためのオンラインリソースの整備


STEM教育用テキストの開発

課題研究の活動の成果の一つとして,STEM教育用のテキストが出版されました。


インテグレート科学:現代を生きるための科学力養成講座
著者:鈴木久男,細川敏幸   監修:小笠原正明,蔵崎正明,中村教博,栃内 新
アマゾン電子出版,東京(2018)380円

本テキストは,物理,化学,生物,惑星科学を含んだ30章からなるテキストで,大学の教養科目として学ぶべきSTEM科目の標準的な内容により構成されています。数式を使わず,平易に書かれています。



関連書籍

New Directions of STEM Research and Learning in the World Ranking Movement:A Comparative Perspective
編者:Hawkins, J.N., Yamada, A., Yamada, R., Jacob, W.J.
著者:山田礼子,小笠原正明,他
Palgrave Macmillan,ロンドン(2018)US$89(電子版)

この本は,様々な大学ランキングにおけるSTEM分野の重要性ならびに,世界の多くの政府がSTEM分野に価値を与える理由を分析しています。また,STEM教育のための学際的アプローチの役割と将来への影響を検討しています。本書は,米国,カナダ,日本,韓国,台湾のSTEM教育の例を紹介しています。



STEM教育コンテンツの共有に向けて|「第23回FDフォーラム」第4分科会における報告

本プロジェクトに関わる報告が,第23回FDフォーラム(京都産業大学/主催|公益財団法人 大学コンソーシアム京都) 第4分科会において行われます。詳細情報は 分科会プログラム および フォーラムのリーフレット をご覧ください。



STEM教育コンテンツ・データベース

STEM教育コンテンツ共有のためのオンラインリソースです。




課題研究最終報告書

  • 速報版 がこちらからダウンロードできます


WERA 2019大会における成果発表 NEW

課題研究の最後の活動として,4グループ6名が WERA2019大会 に参加しました。詳細は以下の通りです。


World Education Research Association 2019: Focal Meeting in Tokyo

Gakushuin University, 14:45-16:15, 06 August 2019



大会・課題研究集会等における取組み

第38回大会(2016年6月)

次の3つのラウンドテーブル(RT)およびランチタイムセッションにおいて,STEM関連の議論が行われました。各テーブルの概要は「ニュースレターNo.102」および「第38回大会発表要旨集録(会員限定)」からご覧になれます。


  • ●テーブル12「現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM) の開発と教育実践のために」
  • ●テーブル13「STEM教育改善とアクティブ・ラーニング」
  • ●テーブル14「STEM教育で社会に生かせる科学的思考を育めるか」(速報資料
  • ●「STEM教育に関するランチタイムセッション」

2016年度課題研究集会(2016年12月)

学会プロジェクトグループ主催によるSTEM教育シンポジウム「現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM)の開発と教育実践のために」が行われました。概要は「ニュースレターNo.103」および「第38回大会発表要旨集録(会員限定)」からもご覧になれます。


  • ●講演1「現代人に必須の数学リテラシー科目のティーチング・ティップス」川添充(大阪府立大学)
  • ●講演2「21世紀型教養をどうSTEM高等教育に取り入れるべきか?―グローバルコンピテンシーとSTEM高等教育の課題」山田礼子(同志社大学)
  • ●講演3「STEM教育をめぐる国際動向と日本の課題」羽田貴史(東北大学)
  • シンポジウム速報

2017 Transforming Undergraduate STEM Education in Japan(2017年1月)
  • 主催:北海道大学国際理学連携教育センター / 共催:大学教育学会
  • 概要:次からご覧になれます【日本語版 / 英語版

第39回大会(2017年6月)

課題研究「現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM)の開発と教育実践のために」に関するラウンドテーブルが企画され,プロジェクトの取り組み状況や展望について報告・議論されました。概要は「ラウンドテーブル要旨」および「ニュースレターNo.105」からもご覧になれます。


  • ●司会|細川敏幸(北海道大学)
  • ●報告|鈴木久男(北海道大学),斉藤 準(帯広畜産大学),齋藤芳子(名古屋大学),吉永契一郎(金沢大学)

2017年度課題研究集会(2017年12月)

課題研究シンポジウム「現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM)の開発と教育実践のために」が行われました。概要は「ニュースレターNo.106」からご覧になれます


  • ●講演1「数学リテラシー科目の開発と実践―共通教育としての取り組み―」五島譲司(新潟大学)【講演スライド
  • ●講演2「文理融合の新しいSTEMプログラム:シンガポール、米国、日本の事例を中心に」山田礼子(同志社大学)【講演スライド
  • ●講演3「AAC&U STEM Meeting の報告」鈴木久男(北海道大学)【講演スライド

2018 Transforming Undergraduate STEM Education in Japan(2018年2月)

STEM教育に関する国内のさまざまな試みや,海外の教育研究動向を共有するための研究会です。


  • 日時:2018年2月10日(土)
  • 会場:北海道大学理学部本館N-308号室
  • 主催:北海道大学国際理学連携教育センター / 共催:大学教育学会
  • 概要:ここからご覧になれます【2018-01-19更新】

第40回大会(2018年6月)

課題研究「現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM)の開発と教育実践のために」に関するラウンドテーブルが企画され,STEM教育に関する海外の動向,高大接続の課題,文理融合プログラムの展開などについて報告・議論されました。概要は「ニュースレターNo.108」からご覧になれます。


  • ●司会|細川敏幸(北海道大学)
  • ●報告1「2018年度AAAS年次大会報告」吉永契一郎(金沢大学)レジュメ
  • ●報告2「アジアのSTEM教育におけるアクティブラーニング」斉藤 準(帯広畜産大学)【スライド】
  • ●報告3「数学教育からみた大学STEM教育への高大接続上の課題」礒田正美(筑波大学)
  • ●報告4「サイエンスコミュニケーター養成教育プログラム」野口範子(同志社大学)スライド

2018年度課題研究集会(2018年12月)

課題研究シンポジウム「現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM)の開発と教育実践のために」が行われました。概要は「ニュースレターNo.109」からご覧になれます。


  • ●講演1「STEM教育における文理融合の意味と課題:第4次産業革命とソサエティ5.0の観点から」山田礼子(同志社大学)【講演スライド
  • ●講演2「STEM教育時代の英語とアメリカ」宮本陽一郎(放送大学)【講演スライド
  • ●講演3「UC バークレーでの理系カリキュラム:化学科での実体験をもとに」中村優希(東京大学)【講演スライド
  • ●講演4「AAC&U Transforming STEM Education の報告」鈴木久男(北海道大学)【講演スライド
  • ●総括「現代のリベラルアーツとしての理数工系科目(STEM)の開発と教育実践のために」細川敏幸(北海道大学)【講演スライド

2019 Transforming Undergraduate STEM Education in Japan(2019年2月)

STEM教育に関する国内のさまざまな試みや,海外の教育研究動向を共有するための研究会です。


  • 日時:2019年2月12日(土)10:00−16:00
  • 会場:北海道大学理学部本館N-308号室
  • 主催:北海道大学国際理学連携教育センター / 共催:大学教育学会
  • 概要:ここからご覧になれます(講演タイトルが追加されました [2018-12-21])


関連情報

学会ツイッターから

大学教育学会でしかできないことにトランス・ディシプリン(分野横断)的な教育改革がある。文理横断は1つのゴールだが、同時並行でSTEM(科学・技術・工学・数学)分野における協力関係を作り上げたい。高大接続、専門教育の強化、教養教育のいずれにも関係して重要。理系会員の出番である。会長


— 大学教育学会 (@daigakukyoikuga) 2015年7月2日