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注目の一冊

未来志向の大学入試デザイン論

大阪大学 高等教育・入試研究開発センター 編、川嶋太津夫、ジム・ローリンズ、佐々木隆生、ブリギッテ・シテーガ、パク・ピルソン、田川千尋、林篤裕、山下仁司、井ノ上憲司、夏目達也、石倉佑季子 著(大阪大学出版会、2022年刊)



 大阪大学の高等教育・入試研究開発センターが2016~21年度に実施した大学入試・高大接続に関する研究開発や、入試専門職の育成研修などの成果がまとめられている。招聘された特任教授を含めて外国の専門家4名が執筆に参加している。前半では、日本の高大接続改革、大学入試の歴史と現状、外国(米英韓仏)の大学入試が紹介され、その姿が立体的に描かれている。後半では、大学入試の設計、広報、DX活用など入試に関わる幅広い課題が取り上げられ、今般の高大接続改革のなかで注目された「多面的・総合的評価」の手法と課題もまとめられている。末尾の「入試専門家の育成論」は、入試担当者の専門職化を見すえたもので、実践経験が豊富な本センターならではのものである。
ISBN978-4-87259-750-9 C3037



【解説】

本セレクションは、各出版社から推薦されたものを年度末に選定委員会が審査して決定しています。著者ないしは編集者・出版組織が会員であることが条件。本年度分として選定された3件について、応募順に本欄で紹介しています。