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注目の一冊

学修成果の可視化と内部質保証:日本型IRの課題

山田礼子・木村拓也 編著(玉川大学出版部、2021年刊)



 IRとはインスティチューショナル・リサーチの頭文字で、学内の諸活動に関するデータ収集と情報提供をさす。個別大学および全国規模の学生調査の動向や、学生調査による学生の類型化とともに、他のIRデータや外部テストとの連結、授業評価の組織的な活用、GPA(学生の成績)と学生調査の連結、ポートフォリオ(文書の形をした学修成果)の分析など、さまざまな分析事例の詳細な説明が含まれる。IR部門関係者のみならず、FD企画部門や、副学長、学部長、事務局長など教学マネジメントに関わる教職員にも有用である
ISBN978–4–472−40604−1



【解説】

本セレクションは、各出版社から推薦されたものを年度末に選定委員会が審査して決定しています。著者ないしは編集者・出版組織が会員であることが条件。本年度分として選定された8件について、応募順に本欄で紹介しています。