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2025年度第2回リベラル教育コロキューム(Libeducol)において、杉谷常務理事が基調講演されました

10月31日(金)16:00~18:00(日本時間)、2025年度第2回リベラル教育コロキューム(Libeducol)がオンライン開催され、本学会常務理事である杉谷 祐美子 青山学院大学 教育人間科学部 教授が「高等教育における文理横断・文理融合教育のカリキュラムマネジメント」と題して、基調講演されました。この企画は、延世大学国際自由教養教育研究センター主催、大学教育学会(JACUE)、中華民国通識教育学会(CAGE)、中華民国教育部 提升大学通識教育計画(IGER)の共催で開催され、韓国・日本・台湾から50名ほどの参加者が集いました。

 

杉谷教授の基調講演では、文理横断・文理融合教育が日本にかぎらず、韓国・台湾でも求められているとの話から始まり、2010年代以降の日本の大学におけるカリキュラムの傾向として、「体系的・横断的・集中的・断続的・組織的・開放的・合理的」の7点を挙げながら、近年、政策的に推進されている文理横断・文理融合教育の多様な現状と課題、カリキュラムマネジメントから見た留意点に言及されました。併せて、科学技術・イノベーション基本計画における「総合知」との関連性にも言及されました。基調講演の後半では、文理横断・文理融合を「目的」とするか「手段」とするか、基本に立ち返って考えるべきではないかと投げかけ、文理横断・文理融合教育をカリキュラムマネジメントしていく上での協働性の大切さを強調されました。

基調講演終了後の参加者との意見交換では、文理横断・文理融合教育を履修した学生の 卒業後の動向を把握する必要性の指摘があったほか、文理横断・文理融合はあくまで「手段」であるというコメントがありました。

本学会では、アジアリベラル教育ネットワーク(ALEN)の一環として、引き続き、韓国・台湾の関係団体との交流を進めて参ります。

▲杉谷教授(本学会常務理事)による基調講演の様子