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TOPイベントに参加する アジアリベラル教育会議(ALEC)
2024年9月6日(金)、東北大学片平キャンパスにおいて、韓国教養教育学会(KAGEDU: Korean Association of General Education)、中華民国通識教育学会(CAGE:Chinese Association for General Education)、大学教育学会(JACUE: Japan Association for College and University Education)による「アジアリベラル教育ネットワーク(ALEN:Asian Liberal Education Network)」主催の第2回「アジアリベラル教育会議(ALEC:Asian Liberal Education Conference)」が対面及びオンラインにてハイブリット開催されました。参加者数は、日本から81名、台湾から46名、韓国から51名の計178名で、学会員はじめ大勢の方々にご参加いただきました。
昨年度、第1回会議が韓国にて開催されたことを受けて、今年度の第2回会議は日本を会場に、「社会経済における教養教育の意味を問う―東アジアの視点―」をテーマに、大学教育学会および科学研究費基盤研究(B)「東アジアにおけるリベラルアーツ教育の再構築に向けた国際比較研究」(研究代表者:森利枝)主催で企画開催しました。
当日は、林 透 金沢大学教授(大学教育学会国際委員会副委員長)の総合司会に沿って、滝澤 博胤 東北大学教育・学生支援担当理事・副学長の歓迎挨拶の後、松下 佳代 京都大学教授(大学教育学会会長)から開会挨拶がありました。杉本 和弘 東北大学教授(大学教育学会国際委員会委員長)から趣旨説明があり、その後、韓国教養教育学会・台湾通識教育学会・大学教育学会の3学会による交流協約書を手にしたセレモニーが行われました。
前半では、山田 礼子 同志社大学教授(大学教育学会常務理事)から「大学と社会をつなぐ教育:21世紀型リベラルアーツ教育の動向」と題して基調講演があり、日本における新しい教育動向について質疑応答が交わされました。その後、各国からの話題提供のセッションに移り、崔 康植 延世大学教授(韓国)からの講演と鄭 漢模 北海道大学助教(大学教育学会国際委員会)のコメント、陳 昭珍 中原大学教授(台湾)からの講演と洪 錫敏 延世大学教授(韓国)のコメント、杉本 義行 成城大学長からの講演と王 俊秀 国立清華大学名誉教授(台湾)のコメントと続きました。
後半では、森 利枝 大学改革支援・学位授与機構教授(大学教育学会国際委員会)をモデレーターに全体討論が行われ、韓国・台湾・日本の大学教育に通した人格形成のあり方、3か国における教養教育の背景の違い、コミュニケーションにおける言語の位置付けなどについて質疑応答が交わされました。
最後に、莊 榮輝 国立台湾大学名誉教授(中華民国通識教育学会前会長)による閉会挨拶があり、来年度開催予定の台湾での第3回会議の抱負が述べられました。
韓国・台湾・日本の3学会による交流協約書締結セレモニー
基調講演を行う山田 礼子 同志社大学教授・大学教育学会常務理事
韓国による講演に対してコメントする鄭 漢模 北海道大学助教
日本における取組を講演する杉本 義行 成城大学長
全体討論の様子
集合写真