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一般社団法人大学教育学会 学会大会・課題研究集会運営規程

一般社団法人大学教育学会

学会大会・課題研究集会運営規程

 

(目的)

第1条 この規程は、大学教育学会が、一般社団法人大学教育学会定款41項に基づき、年度ごとの大会として実施する学会大会(以下、大会という)、その他の学術会合として実施する課題研究集会(以下、集会という)について、その企画・運営に関する基本事項を定めることを目的とする。

                     

(大会・集会の実施時期)

第2条 大会は毎年5月から6月にかけて、集会は11月から12月にかけて開催することを原則とする。

2 大会及び集会の会場は、前年度の大会または集会の開催日までに会長が選定し、理事会で決定する。

 

(企画委員会・実行委員会の設置)

第3条 大会及び集会の企画・運営のため、各大会・集会ごとに企画委員会及び実行委員会を置く。

2 企画委員会と実行委員会を合同して、企画実行委員会とすることができる。その場合は、委員による業務の切り分けを適切に管理するものとする。

 

(企画委員会)

第4条 企画委員会は、1名以上の理事と1名以上の代議員を含む、10名以内の委員で構成する。

2 企画委員長は、企画委員に含まれる理事が担当し、担当する大会又は集会の準備状況を理事会に報告する。

3 企画委員は、正会員とする。

4 企画委員には、開催地となる大学に属する正会員を1名以上含めなければならない。

5 企画委員会は、企画実務を担当し、次の業務を担当する。

① 実施方法の決定

② 実行委員会の編成

③ 統一テーマの検討と趣旨の設定

④ プログラムの編成(開催校企画、発表プログラムの作成のために必要な発表可否の判断・部会編成・司会選定依頼を含む)

⑤ 参加費・情報交換会費の検討・設定

⑥ ニュースレターの作成

6 企画委員長は、前条の内容について、適宜、理事会に報告する。

7 企画委員の業務は無償とする。

 

(実行委員会)

第5条 実行委員会は、原則として開催担当校及び開催地区の会員で構成し、委員会の規模は特に定めない。

2 実行委員長は、開催地となる大学に属する正会員が担当し、企画委員長による理事会への準備状況報告を助ける。

3 実行委員は、本学会の正会員ではない者を含めることができる。

4 実行委員会は、運営実務を担当し、次の業務を担当する。

①担当する大会・集会の経理管理に関すること(予算案の作成、収支決算報告書の作成、会計監査への対応を含む)

②実施会場の設定等、施設利用に関すること  

③関連資料の準備に関すること(要旨集の作成、配付資料印刷等の準備)

④当日の運営に関すること(参加者の把握、受付・対応、プログラム進行管理等)

⑤その他、大会・集会の運営に必要な事項

5 実行委員の業務は有償とすることができる。ただし、その支出にあたっては大会校の内規等の根拠規程に基づき、担当する大会又は集会の予算内で行うものとする。

 

(大会の構成内容)

第6条 大会は、企画委員会が企画し、実行委員会が運営する企画(以下、大会校企画)、ラウンドテーブル、自由研究発表を含むプログラムによって構成するものとする。

2 企画委員会は、必要と認めた場合は、その他の企画を学会大会において実施することができる。

3 大会に運営に必要な事項は、学会大会実施要綱で定める。

 

(課題研究集会の構成内容)

第7条 集会は、企画委員会が企画し、実行委員会が運営する企画(以下、大会校企画)、課題研究シンポジウムを含むプログラムによって構成するものとする。

2 企画委員会は、ポスター発表、ワークショップ、その他企画を、課題研究集会において実施することができる。

3 集会の運営上に必要な事項は、課題研究集会実施要綱で定める。

 

(予算・監査)

第8条 実行委員会は、大会または集会の運営にあたり、予算案を作成し、会計を管理する。

2 大会及び集会の収支決算は、企画委員会及び実行委員会の委員ではない2名の正会員による監査を受けなければならない。

3 企画委員会は、監査を受けた収支決算報告書を理事会に報告しなければならない。

4 学会事務局は、実行委員会に対して、大会又は集会の運営のための補助金を支出する。補助金の額は理事会が定める。

5 大会及び集会の運営に必要な経費は、学会事務局と協議することができる。

 

(改廃規程)

第9条 本規程の改廃は、理事会において行う。

 

附則

本規程は、2023325日から施行し、2024年度以降の大会・集会の運営から適用する。